こんちには!ユウタです。
さっそくなんですが、
先日こんなツイートをしました。
シンプルなメッセージです。
でもこれを痛感した出来事が
あったんですね。
実は先日、
少人数制ではありますが、
セミナーを開いたんです。
セミナー内容はコンテンツ作りで
有用なスライド作成術について。
参加者の方からも嬉しい感想を
頂くことができました。
今回のセミナーを開こうと思った
きっかけはというと、
元々僕がコンテンツ作りで
よくスライドを使っていたこともあって、
多方面からスライドの使い方について
聞かれることが多かったからです。
いやー、本当に嬉しい限り。
たしかに今はコンテンツビジネスの
ノウハウとしてセミナーが出来るほど、
スライドの関する知見があります。
ただですね、
僕が人生初めてスライドを使った時は
それはそれは四苦八苦したものです笑
そこをどう上達させたかというと、
記事タイトルの通り学んだノウハウを
愚直に実践してきたからです。
本当に「実践」しか勝たんです笑
これはビジネスのノウハウでも
そうではないでしょうか?
始めのうちは教材から
様々な知識を学ぶんだけれども、
これがなかなか使いこなせない。
あるあるだと思います。
そもそも使っている教材が全く
なっていない可能性も
無きにしもあらずですが。
でも僕はほとんどの場合で実践経験の
圧倒的な不足が原因だと考えています。
思い当る節はないでしょうか?
これは声を大にして言いたいです。
自戒も込めて笑
まあ、
まずは10年前当時、
つまり僕が初めてスライドを使った時の
ダメっぷりを見て頂ければと思います。
何かを上達させるには、
結局学んだことを実践していくことって
重要なんだなと感じて頂けるはずです。
もくじ
もう踏んだり蹴ったりでした笑
10年前と言えば2012年。
僕が大学4年生になり、
研究室配属された年です。
これまでのいわゆる
キャンパスライフとは異なり
日夜実験室に籠り研究に
明け暮れたものです。
山ごもりの修行僧さながらですね笑。
そんなある日、
研究室でお世話になった教授から
こんな提案があったんです。
マジっすか?!
ぜひやってみたいです。
初の学会発表ということで気分は最高潮。
そして直後にこの一言が。
じゃ、
発表用のスライド用意しておけよ
ここでえっ?ってなりました。
とうのも、それまで一度もスライド
なんて作ったことが無かったからです。
まあ、やってみるか….
全く使いこなせる気がしなかったので
とりあえず大学生協に行って
入門書一冊買った気がします笑
たしかこんなやつ。
まあ、
操作自体は難なく覚えたんですがね。
いかんせん、
それぞれの操作の「使い所」が全く分からない。
図や文字のレイアウト、
アニメーションの入れ方、
など
どのようにして作ればいいのか
完全に手探り状態でしたね。
それでも
何とか出来上がり教授にスライドを
提出します。
スライドを見るや否や不機嫌に
なっているのが伝わってきました。
一枚のスライドに
情報詰め込み過ぎだろ…
あと、
やたらにアニメーション入ってて
分かりにくいんだよ。
思ったとおりダメだしパラダイス。
まあ、予想はしてましたが笑
程なくボツになり全部やり直すことに。
その後も修正は続きますが、
中々満足のいくものができません。
そうしているうちに学会前日を迎えます。
違うんだよな…
これじゃ一切伝わらないぞ。
最後まで続いたダメだし。
これじゃ恥ずかしくて
学会に出せないと言わんばかりに。
結局、
徹夜することになったんですが、
一日徹夜したところでどうにかなる
性質のものではありません。
それでも、
何とか体裁だけは整え学会当日を迎えます。
一睡もできませんでしたが、
そのままスーツを携え会場に
向かったんですね。
周りの発表者は企業の研究者であったり、
他大学院の先輩学生であったり。
みんなハキハキと発表し、
スライドも洗練されていました。
対して学部4年生の僕がポツンと。
自分がその中で最年少だった気がします。
そして
素人感丸出しのスライドを片手に
発表に臨みました。
発表内容には自信があったんですけどね。
いかんせん、
スライドの見た目がよろしく無く、
しかも分かりにくい作りになってたせいか
会場全体からは所詮は学部4年生の発表と
始めから見下されてるような感覚でした。
何とか乗り切りましたが完全に不完全燃焼です。
今回は
散々だったかもしれないけど、
いい経験になっただろ笑
はい、もっと頑張ります….
ここでの散々たる結果に
へこたれることなく、
その後もスライドを使った発表には
果敢に取り組みました。
分からなければ素直に先輩に聞く。
また実際の発表を通して聴衆の反応を
確認する。
また外部のプレゼンセミナーに
参加したこともあり、
それらも自分のスライドに
たくさん盛り込んでいきました。
そう、
まさに「実践」し続けたのです。
その積み重ねです。
そして大学の学部4年生を終え、
その後大学院の修士、博士になる頃には
スライド作成が板についてきました。
国内外の発表も問題なく自信もって
こなせるようになりました。
現在の会社員としても、
スライドは報告用の必須アイテムだし、
ビジネスでもマインドマップ全盛のなか
僕はスライドを優先して使ってます。
そして、この度スライド作成に関する
セミナー開催にまで踏み切ったのです。
そうそう、
始めの頃は全く目的なく使っていた
アニメーションも今ではきちんとした
目的のもと、自身のスライドに
反映できるようになりました。
つまり、
アニメーションの「使い所」が
明確になったんです。
アニメーションの「使い所」は、
件のスライドセミナーでも
実は話した部分なんですよね。
ここまでこの記事を読んでいただいた
あなたにはぜひ共有したいと思います!
「使い所」は「実践」から身に付けろ!
スライドにおけるアニメーションの
「使い所」ってどんな時だと思いますか?
これはパワポの操作方法、
つまり「ノウハウ」を覚えただけで、
身につくものではありません。
僕なりの答えを言ってしまうと、
スライドを見ている聴衆が今まさに
どの部分を説明しているのか一目でわかる
ように配慮するためです。
例えば
このように
・ブルーオーシャン
・レッドオーシャン
・ニッチ市場
・衰退市場
の4つの要素が入ってるスライドでは
まず始めに聴衆は、どの要素から
見ようとするか想像つくでしょうか?
一般的に人は左上から見ようとします。
つまりブルーオーシャンですね。
ただ話の流れ上、
発表者は下の衰退市場から説明を
始めるかもしれません。
そうなるとですね、
聴衆の目線はブルーオーシャンなのに
説明が衰退市場から始めるので、
見てる側は非常に混乱するんですよね。
あれっ?
今はどの要素について話してるんだ?
みたいな感じで。
それを防ぐために使うのが、
アニメーションの働きの一つ。
始めは
何もないスライドからアニメーションで
衰退市場だけ出現させることにより、
聴衆の目線は自ずと衰退市場に向きます。
衰退市場の説明が終われば、
次に説明する図を見せていけば、
終始混乱させることなく発表する
ことができます。
この働きについてはスライドセミナーの
中でも詳細に話させて頂きました!
これが
僕が長年の「実践」を通じて獲得した
アニメーションの「使い所」です。
また、
そのような「使い所」が分かった暁には、
外から学んだ単なる「ノウハウ」から
自分から人に教えられる「スキル」へと
昇華していくのです。
このことはもちろん、
今回の話で出てきたスライド作成術に
限った話ではありません。
全てにおいて当てはまります。
当然、
ビジネスの教材で学ぶ「ノウハウ」も然り。
あなたは何か教材で学んだことを
スグには使いこなせないという理由で
あっと言う間に諦めていませんか?
自分には向いてないな、
スグにできやしない
と。
そりゃ、そうです。
何事だって
自分の「スキル」にしようと思ったら、
ある程度実践して試行錯誤のしていく中で、
徐々に突破口を見つけていくしかないのです。
なので、
まずは焦らずに学んだことを
愚直に「実践」してもらいたいのです。
(冒頭でも言いましたが、
そもそも教材がなってない
可能性も否定できませんが)
そのような「実践」の先には何か別の
景色があなたを待ち受けているはずです。
まずは
諦めずに「実践」してみてください。
改めて言うと
「実践」しか勝ちませんので笑
PS
この度、実施したスライドセミナーが
好評だったので近いうちに
コンテンツ化しようと思ってます。
近日中にお知らせできると思うので、
ぜひ楽しみに待っていただけると
嬉しいです^^
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(お客様の声)
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