陰キャが美人外国人助教に愛の告白をした!

こんにちは!ユウタです!



僕は大学院時代は研究一筋でした。



研究の一環で外国人学生との
交流を重ねるうちに英会話スキルを
身に付けます。


研究に集中したかったので、
この間に恋愛なんてものは
ほぼ考えてきませんでした。



なので
自分は卒業するまで
浮ついた話なんて皆無だろうなと
ずっと思ってたんです。



しかし、
ある日、事態は急変します。



なんと僕の研究室に新しくやってきた
外国人の女性助教の先生に不覚にも
恋に落ちてしまったんです。


今日はそんな恋バナをしたいと思います笑

研究室に女性助教がやってきた!

大学院生活も最後の年を迎え、
ある程度自分の研究テーマが
まとまってきたころです。



僕の研究室に一人の台湾人女性が
助教として赴任してきました。

彼女の名前はメイリン。



赴任した初日、
さっそく自己紹介を兼ねたプレゼンを
研究室内のメンバーにすることになりました。



このとき初めて彼女を見た僕は
思わず心を奪われてしまいました。


完全な一目ぼれです。



「(か、かわいー、、、、、)」

今でも覚えてるんですが、
これが僕の心の中での第一声でした(笑)



そんな僕の心境を余所に
メイリンは自己紹介と研究紹介を
淡々とこなしていきました。

「Nice to meet you. My name is Mei Ling.

 I’m very glad to be part of this lab.」
(初めまして。メイリンです。

この度は研究室の一員になれて嬉しいです。)



この通り、
プレゼンは英語。



また
僕自身この頃にはだいぶ英語が
板につきて来たんですが、

この時は
メイリンに見惚れてしまい、
プレゼン内容なんて上の空。



今でも何を話してたかなんて
覚えてません(笑)



身長約160cmでモデル体型。
年齢は僕より2歳年上。

さらに
容姿端麗で研究業績がたくさんあるリケ女。



「(何とかして彼女と話す機会が
 得られないだろうか?)」



僕なんかには高嶺の花だと思ったんですが、
なんとか接点を持ちたいって
思うようになったんです。

気を引こうと猛アタック!

何か話すための話題を考えたんですが、
台湾からやってきた女の子が
どんなものにハマってるか
全くわかりませんでした。


そこで
メイリンが過去に書いた論文を
片っ端から読んでみることに。

「(論文の内容を質問する形で
 話しかけに行こう。)」



おそらく10部くらい
読んだと思います。



論文に赤線を引きながら
それはそれは慎重に読みこなしました。



質問内容も考え、
さっそく彼女に話しかけてみることに。




「Hi, Nice to meet you. My name is Yuta.」
(初めまして、ユウタと申します。)

メイリン
「Nice to meet you, too.」
(こちらこそ初めまして。)



メイリンは笑顔で返してくれました。




「Thanks for your presentation the other day.

 I’m so impressed with your research!」
(先日のプレゼンではありがとうございました。

研究内容にめっちゃ興味持ちました!)



この前のプレゼンはメイリンに夢中で
研究内容なんて一切頭に入ってこなかったクセに
よく言うよって自分自身に思いました(笑)

そんなこと気にせず話を続けます。




「So, after that, I red your papers a little
 and found some interesting points.

 Is it OK to ask you some questions
 related to the papers?」
(なのでその後、少しメイリンさんの論文読んで
いくつか面白い点があったんですね。

論文に関していくつか質問しても
大丈夫ですか?)


メイリン
「Sure! Go ahead.」
(いいですよ!続けてくれる?)



「Thanks. I’m curious about~」
(どうも。実は~について興味があって、)



用意してきた質問をぶつけます。



メイリン
「Oh, you noticed a good point.

 Give me 5 minutes to explain it.」
(いい点に気が付いたね。

説明するのに5分ちょうだい。)


5分と言いつつ、
メイリンはここから一時間以上も力説。



メイリン
「As described in this paper,
 this differential equation can be divided into
 2 parts because of variable separation.」
(この論文記載の通り、
この微分方程式は変数分離が出来て、
2つの式に分解できるの。)


メイリン
「The conversion efficiency was at most 10%
 in the previous research, so ~」
(先行研究では
変換効率はせいぜい10%だったので、~)
 


いつもなら退屈しそうな話でも
彼女が説明してくれたので、
一言一句逃さず聞きました。


「(この人、ガチで頭いい人じゃん!)」

説明中は、
彼女のその広く、深い物理学の知見に
圧倒されっぱなしでした。



そんなこんなで
お昼の時間が訪れ、


メイリン
「Wow, it’s already this time.

 Let’s go to the cafeteria together.

 I’m so hungry.」
(えー、もうこんな時間。

一緒に食堂行きましょう。

お腹空いたー。)



「I’d love to!」
(喜んで!)


少し話しかけるために、
質問しに行ったつもりだったんですが
なんとランチにまで誘っていただきました。

「(マジでラッキー笑)」



この日以来、
研究などについてメイリンと意見交換を
する機会が増えてきました。



また
週末など日本での買い物に付き合う
機会もあり充実した日々を過ごしていきます。



と同時に
僕のメイリンへの思いも
強くなっていくのでした。

勇気を出して

メイリンがやってきて、
2か月が経ったある日、


大学近くの居酒屋で
日本人の後輩と飲んでた時です。



後輩
「ユウタさん、
 メイリンさんのこと気になってません?」


この時、一瞬ドキッとしました。



「えっ、わかっちゃう?(笑)」

後輩
「そりゃー、
 めっちゃわかりやすいですよ。

 顔に出てます(笑)」


「そうか、
 やっぱわかっちゃうかw」

後輩
「告っちゃましょうよ!」


後輩としては冗談のつもり
だったかもしれません。


ただ当時の僕は本気で受け止め、


「オレもそろそろ卒業だし、
 気持ちだけでも伝えてみるかな。」

後輩
「マジっすか!?
 イイっすね。もっと飲みましょう!」

↑ノリがよくわからん(笑)


そして、
そこからさらに二週間後、

その日の研究を終え、
メイリンと一緒に研究室を出ました。



満月がきれいな秋の夕暮れ、
帰り道の途中で僕たちは公園に立ち寄り、
少し雑談することにしたんです。



メイリンが来日して数か月、

だいぶ日本での生活にも慣れ、
研究も軌道に乗ってきたとのことでした。


また
研究室での日々も楽しく
毎日が充実して過ごせてること、


異国の地で僕みたいな
研究仲間が出来て嬉しかったこと
話してくれました。



そして

メイリン
「You are always kind to me, Yuta.

 Thank you. I appreciate it.」
(いつも親切にしてくれてありがとう。)



この言葉の瞬間、
僕の気持ちを伝えるなら
まさに今なんじゃないかと思いました。



そこで意を決して気持ちを伝えることに。




「 Mei Ling-san.
  I, … I have something to talk to you.」
(メイリンさん、
お、…お伝えしたいことがありまして。)


メイリン
「Oh, what’s up?」
(えっ、どうしたの?)



そこから、
気持ちを伝えたのですが緊張のあまり
しどろもどろになって
何て言ったか良く覚えてません。



ただ、
僕の気持ちはメイリンに
伝わったように見えました。



そして最後に


「I was wondering
 if you would go out with me.」
(もしよろしければ付き合ってくれませんか?)


「(言い切った!)」

もう本当に泣きそうでした。



そしてこのあと、
数秒ほどの沈黙が訪れます。




















メイリン
「I think you’re an awesome person,
 but I don’t have that feeling for you.
(あなたは素晴しい人だと思うけど、
そういう気はないの。)











撃沈
。。。(´Д`|||)



彼女曰く、
既に台湾に気になる男性がいたらしく、
僕はそういう対象ではなかったとのこと。




結局、
良い友達関係のまま
これからも過ごしていくことに
なったんです。



もちろん、
気まずい雰囲気もなく
翌日もいつも通りともに研究生活を
送ることが出来ました。



そこから月日が流れ、
僕は無事大学院を卒業することに。



メイリン
「Congratulations on your graduation,
 but I will miss you. Keep in touch!」
(卒業おめでとう、でも寂しくなるね。

また連絡してね!)



「I will !」
(そうします!)



こうして、
僕は社会に旅立っていったのでした。

大学院卒業後

これは完全に後日談です笑

大学院を卒業して半年後、
突如メイリンからラインが
入ったんです。


メイリン
「Hi, how have you been?

 I’ll go back to Taiwan for my new job.」
(お元気ですか?新しい仕事のため

台湾へ帰ることになりました。)



どうやら
大学院での助教の任期が切れるらしく、
台湾で就活をしていたそうです。



連絡くれたのが、ちょうど華金でした。



なので、その日の仕事帰り
職場から一時間半かけて大学院の方まで行き
メイリンに会いに行くことに笑



待ち合わせ場所は大学院近くの居酒屋、

メイリン
「Hi, long time no see!」
(やあ、久しぶり!)



その時の輝かかんばかりの
笑顔が印象的だったのを覚えてます。



一緒に話していて、
どうやら台湾で研究職として
採用されたようでした。


また
僕の職場での話にもなり、
その場はけっこう盛り上がったんです。


そして最後に
去年、僕が告った話まで持ち出します。



メイリン
「To be honest,
 I was glad to hear your feeling then.」
(正直言うとね、
あの時、あなたの気持ちを聞けて嬉しかった。)



「Oh, really? 」
(本当ですか?)



そういってもらえるだけで、
なんか報われた気がしました(笑)



そして、本当のお別れの時。


メイリン
「When you visit Taiwan, please contact me.

 I’ll show you around the city.」
(台湾に来ることがあったら連絡してね。

市内を案内するから。)



「Thank you. I’m glad to hear it.」
(ありがとうございます。
 そう言ってもらえてうれしいです。)


こうして最後に固い握手を交わして
互いに別れをしのびました。



あっ、ちなみに、
その後メイリンは台湾の気になっている
男性と無事結ばれたそうです笑



以上、
アラサー男子の甘酸っぱい体験記でした。

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